ギアをはずしてフリーにしたパトカーですが、なんとかしたいと色々考えて、歯が欠けたピニオンギアをなんとかしました。
このギアは、平ギアとピニオンギアがラチェット機構で繋がっていて、逆転時は空回りするようになっています。
これと同じ物は無理なので、ラチェットなしで、平ギアとピニオンギアを同軸にした代替品を用意しました。
平ギアは元と同じモジュールと歯数ですが、ピニオンギアは、3Dプリンターで作った車軸のギアがやや大きめだったので、やや小さめのモジュール0.6で8歯にしました。
写真の右側が元のギア、左側が代替品です。
ギアボックスに組み込んでテストすると、正転、逆転とも繋がっている状態ですが、なんとか、フリクションでフライホイールが回りました。 前進、後進共に動作してしまいますので、床に接触したまま、前後させるのではなく、床に接触させて前進、持ち上げて後へ、床に接触させて前進を繰り返すと、フライホイールを加速できます。
完全な修理ではないですが、なんとかなったと思います。